oozumo-hitosuji パロニアの相撲ブログ

元力士のブログです(^-^ゞ相撲界の裏側や大相撲の魅力を伝えていきます!よろしくお願いします✌️

【大相撲】番付ってどうやって作られているの?

こんにちは元力士のパロニアです。

みなさん番付はご存知ですか?

 

序ノ口力士から横綱まで力士全員の名前が記載されたランク表のことです。

力士以外にも親方や裏方さんも載っています。

 

今回は『番付表』について解説していきます!

 

 

 

番付に載っている人は?

 

番付には序ノ口横綱の力士全員が載っています。

 

しかし、まだ入ったばかりの前相撲の力士や怪我などの理由で序ノ口で休場してしまい番付外に落ちた力士は番付表に載ることができません。

番付に載らなくても序ノ口と同じ給料で扱いは同じです。

 

番付表の構成はまず中央を隔てて東西に分かれていて、同じ番付でも東の力士のほうが西の力士よりも半枚上ということになります。(例。十両西2枚目>十両東3枚目>十両西3枚目という風になっていきます。)

 

まずは一番下の段に序ノ口で、そこから上にいくにつれて強い力士となっていきます。

下から二段目に序二段、三段目には三段目、四段目には幕下と太字で十両、五段目には太字で幕内力士が載っています。

 

力士以外にも載っています。

まずは年寄(親方)です。

番付の中央には審判部の親方衆の名前が載っており、それ以外の年寄は序ノ口力士が載っている一番下に役職ごとに載っています。

 

次に行司です。

行司も力士と年寄同様に、全員の名前が記されています。

番付中央に載っていて、一番上に立行司、そこからランクごとに下へさがっていきます。

行司も十両格以上になると太字で書かれ、幕下格以下は細字になっています。

 

次は呼出しです。

呼出しも序ノ口力士と同じく一番下の段の左側に記載しています。

呼出しは全員載っておらず、十枚目呼出し以上の、幕内呼出し、三役呼出し、副立呼出し、立呼出しが載っています。

幕下呼出し以下は載ることが出来ません。

 

次は床山です。

床山も一番下の段の一番左で、二等床山一等床山特等床山のみ載っています。

 

最後に若者頭、世話人です。

これも一番下の段で、全員載っています。

 

番付は誰が書いているのか?

 

番付表は全て手書きで書かれています!

これは初めて聞いたときはビックリしました( ゚Д゚)

 

手書きで書くのですが、一枚の特大のケント紙に行司さんが書いていきます。

番付表を仕上げるのに10日~2週間かかり、大変重労働です。

 

その仕上げた番付表を、和紙に4分の一のサイズに縮小コピーして番付発表の日に配布されます。

 

番付表の値段

番付発表後に相撲協会事務所でも買えるようになります。

1部55円で買うことができます。

 

ちなみに大相撲関係者は部屋ごとにまとめて注文して、1部30円で買うことができます!

 

ネットで郵送してもらえるサービスもやっていて、株式会社RTPというところで送料はかかってしまいますが購入することができます。

 

他にはベースボール・マガジン社から出版されている『月刊相撲』の付録として、正規の番付ではないですがついてきます。

 

相撲部屋の後援会に入ったら、毎場所番付やカレンダーが送られてきますので後援会に入ってみるのもいいと思います。

番付やカレンダー以外にも部屋の反物や記念品などももらえ、力士との交流もでき相撲好きには嬉しいことがたくさんあります。

 

 

今回はこれで終わりです!

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

また相撲に関する記事を書いていきますので、よろしくお願いします!

 

 

 

 

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お相撲さんの副収入 『慰問』でもらえるお金

こんにちは元力士のパロニアです。

若い衆の給料は毎月もらえないのでいつも厳しい生活をしていました(笑)

 

ですがそんな中たまにもらえるご祝儀だったり、こういった慰問へ呼ばれ臨時収入が入ることもあり月に何回もあると嬉しかったです。

 

では今回は『慰問』でやることや、お礼のお金について話していきます!

 

 

『慰問』とは?

 

不幸な境遇の人や、災害、病気で苦しんでいる人などを見舞うことです。

 

間近で力士と触れ合い、喜んで元気になってもらいたいということで呼ばれて行きます。

 

まず慰問へはだいたいは後援会や相撲部屋関係者の知り合いなどを通して、相撲部屋や相撲協会へ依頼が来て、親方が慰問へ行く力士を選んで行きます。

 

慰問以外にも地域の祭りだったり、いろいろなイベントにも呼ばれることが多く、その都度幕下以下の力士にもギャラをいただくことができます。

 

慰問へは本場所期間中以外の日に行くんですが、その日には稽古をせず朝から行ったりすることもありやる気のないお相撲さんたちには嬉しい出来事です。

 

特に地方場所や部屋ごとで行う合宿などの時には、一年のうちににその期間しか力士が来ないので呼ばれることが多くあります。

 

どこへ『慰問』に行くのか

 

一番呼ばれるのは老人ホームで、障害者施設や病院、保育園、小、中学校へも行きます。

慰問以外に地域の季節の行事やイベント、祭りなどの際にもよばれたりします。

 

後援会や親方、おかみの知り合いが多く、慰問先への送り迎えや食事なども用意されていることが多いです。

 

『慰問』ですること

 

慰問はだいたい1、2時間くらいで予定されています。

 

始まる1時間前頃に控室に案内されて、施設の方と打ち合わせやお話をして待機します。

 

はじまるとまずは自己紹介、親方や力士、施設代表の挨拶があります。

 

  1. 力士への質問 
  2. 握手や記念撮影
  3. 力士による四股や股割などの披露
  4. 技の実演
  5. 子供たちと相撲を取る 

基本的にやるのはこれくらいで、季節によって餅つきや豆まきなどをメインでやりにいくこともあります。

 

『慰問』でいくらもらえるか?

 

慰問やイベントなどは少なければ月に一度も無いですが、多いときは10件くらいあったときもありました。

 

それは部屋の人気や、後援会の繋がりなどにもよるので、部屋によって全然違うと思います。

 

もらえる金額

慰問やイベントでも部屋全員で行くボランティアもあるので、0円の場合もあります。

 

関取だと一回で数万から十万、何十万になることもあります。

 

私たち幕下の若い衆ですと、少なくて5000~1万円で多いときは3万円や5万円くらいになります。

若い衆で10万円もらえるのも聞いたことがありますが、ほぼ無いと思います。

 

関取にならなくても人とのつながりを増やして、こういった慰問やイベントに参加してお小遣いを稼いで祝儀を集めて良い生活をしている力士は多くいます!

 

まとめ

 

今回は慰問について話しました。

関取になればこういったときにもらえる金額も跳ね上がるんですが、若い衆でもしっかりとした額がもらえていい収入源でした。

 

お金ももらえるのはもちろん嬉しかったですが、そういった慰問を通して高齢者だったりこどもたちから、お相撲さんがきたということで喜んでもらうことがすごく嬉しかったです。

 

自分は全く立派な人でも無いのに、お相撲さんというだけで感動してくれたり、応援してくれたりして普通に生きていたら体験できないようなことをさせていただきました。

 

重度の病気の方が入院している施設や障害者施設で頑張っている姿を見てこっちも元気をもらえましたし、 喜んでくれる人がたくさんいて『力士』になって良かったな。これからも頑張ろうという気持ちになれました。

 

一般人になってからはそういった社会貢献だったり、お相撲さんにしかできない役割というのが当たり前じゃなかったんだと思えて、みんなから愛されている力士のすごさを実感しました。

 


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大相撲の裏方さん!力士の髷を結う床山さんの給料はどれくらい?

こんにちは!元力士のパロニアです。

みなさんはお相撲さんの髷を結っている『床山』をご存知ですか?

大相撲の裏方さん『行司』『呼び出し』『床山』のなかで一番力士と近い関係で、大事なパートナーです。

 

今回はそんな床山という職業の紹介です。よろしくお願いします!

 

 

床山になる条件

 

 床山も力士と同じく公益財団法人日本相撲協会に所属しており、そこから給料をもらって生活しています。

 

床山の採用条件は、義務教育を修了した満19歳までの男子で、経験も理容師や美容師などの資格は不要です。定年は65歳です。

 

床山もどこかの相撲部屋へ所属することになるのですが、床山には定員があって人数が一杯だと枠が空くまで相撲部屋で見習いとして無給で待たないといけません。

 

定員は全部で50人で、力士12名以上所属している相撲部屋にはいることができます。特例で人数が少なくても関取がいると入ることが出来る場合もあるようです。

 

 

床山の仕事とは?

 

床山の仕事は力士の髷を結うことと、相撲部屋での雑用などの仕事です。

 

床山は力士同様に入門してからは、幕下以下の力士と生活を共にし相撲部屋の大広間で寝泊まりしています。

部屋によってルールがあると思いますが、20歳以上になったり結婚すると部屋から離れて一人暮らしをすることができます。

 

一人暮らしするまでは若い衆同様に、掃除やちゃんこの手伝いやその他雑用などもやります。

 

お相撲さんはほとんど毎日稽古をして髷が崩れるので、稽古後には毎回髷を結いなおさないといけません。

人数が少ないと2~3人の部屋もありますし、多ければ30人、40人くらい髷をやらないといけなくて大変です。

 

自分が所属している部屋以外にも、近くの部屋で床山が所属していない部屋に出張して髷をやりにいくこともあります。

 

稽古後以外にも本場所のときや巡業にも帯同して力士の髷を結います。

髷の種類

 

力士の髷には2種類あります!

一般的な『ちょんまげ』と『大銀杏』です。

 

まずちょんまげとは力士が普段結っている髪型のことです。

幕下以下の力士は本場所でもこの髪型で、およそ5分くらいで結いあがる髷です。

 

大銀杏とは十両以上の関取が本場所の時に結う髷で、大銀杏を結うのに40、50分くらいかかってしまう難しい髷です。

関取以外にも若い衆でも、大銀杏が許される場合もあります。

 

幕下以下の力士が大銀杏を結える時

  1. 初っ切り …巡業などで行われる相撲の禁じ手などを面白おかしく紹介するコントのようなもの。
  2. 弓取式 …本場所の結びの一番が終わった後に勝利力士と入れ替わり土俵に上がりやる儀式
  3. 幕下力士が十両力士との対戦が組まれた場合
  4. 引退するときの断髪式… 力士が引退する時には番付にかかわらず大銀杏を結って断髪をします。なのでこれが最初で最後の大銀杏になる力士が多いです。

 

床山の階級

 

床山には階級があり、入ってからの勤続年数で昇格していきます。

 

まず床山になってすぐは5等床山からはじまり、4等→3等→2等→1等→特等床山が一番上の階級です。

 

  • 5等床山  勤続5年未満
  • 4等床山  勤続5年以上10年未満で成績優秀な者
  • 3等床山 勤続10年以上20年未満で成績優秀な者
  • 2等床山 勤続20年以上30年未満で成績優秀な者
  • 1等床山 勤続30年以上で成績優秀な者
  • 特等床山 勤続45年以上、60歳以上で成績優秀な者

 

2等床山から上は力士でいう関取の扱いを受ける資格者になります。

 

資格者というのは相撲界の関取クラスの人達のことで、親方や若者頭、2等床山以上、十両格以上の行司と呼び出しは力士の関取と同じような待遇を受けます。

 

最近では1等床山特等床山は番付表に名前が載るようになりました!

 

床山の給料

 

床山日本相撲協会に所属しているのでそこから毎月給料を貰えます。

毎月の給料は基本給と手当てを足したもので、だいたい以下のようになっています。

  

 階級      給料

特等床山     38万~52万

一等      37万~48万

二等      28万~36万

三等      19万~26万

四等      15万~19万

五等      13万~14万

 

この給料の他にも巡業に参加したときの巡業手当、地方場所のときの交通費や宿賃、ボーナスなど色々ともらえます。

 

床山も力士と同じように後援会の人やタニマチから祝儀をもらうこともあり、給料以外の収入もかなりあります。

 

 

関取が何泊かしないといけない用事などの時に呼ばれてついて行って髷を結ったりということもあります。

関取の髷を結う機会も多く、巡業や花相撲、本場所でもその都度、関取から髷を結ってくれたお礼に数万円いただきます。

 

横綱大関についたりするとその額もあがります。

関取以外にも、他の部屋の力士の髷を結うのを頼まれて若い衆の髷を結ったりするときもお礼をもらいます。

 

 

まとめ 

力士の髷を結う床山の紹介でした。

床山になってはじめのうちは大部屋で力士たちと同じように生活しないといけないので大変ですが、他の裏方の行司、呼び出しと違ってそこまで床山の先輩後輩の上下関係が厳しくないです。

 

床山は毎日力士の髷を結って会話をしているので、力士と密な関係になれて、信頼も厚くなります。

 

髷を結うのは大変ですが、自分が結った髷で力士は死に物狂いで戦っている、まさに一心同体で力士とともに戦っているような気持ちになれるとてもやりがいがあり素晴らしい職業だと思います。

 

力士のような体型になれないけど、相撲が好きという人には床山になることを一番おススメします!

 

 

今回はここまでになります。

見てくださってありがとうございました。

 

 


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【お相撲さんの食事】1日2食のちゃんこ

こんにちは!元力士のパロニアです。

 

『ちゃんこ』というのは、みなさんが想像されているちゃんこ鍋のことだけを指すのではなく、お相撲さんが食べる食事のことを『ちゃんこ』と呼びます。

 

今回は、その『ちゃんこ』のお話しをしていきたいと思います!

最後までご覧ください。よろしくお願いします!

 

 

 

【お相撲さんの食事】1日2食のちゃんこ

 

『ちゃんこ』とは?

まずは先ほど言った通り、『ちゃんこ』というのはお相撲さんが作って食べる食事のことを指します。

ですがお相撲さんは毎食必ずちゃんこ鍋を作って食べているので、ちゃんこと言えば『鍋』になりますよね!

 

『ちゃんこ』の由来には諸説あり一般的に言われていたのが、親方(ちゃん)と弟子(こ)で一緒に食べることからちゃんこと言われていました。

その他には昔、中国から伝わった鍋料理の名前から来ているというのも聞いたことがあります。

 

誰がつくってるの?

それではちゃんこは誰が作っているのか?

 

よく相撲部屋のテレビ取材とかでおかみさんが作っている描写が出たりしますが、どの部屋も普段はおかみさんがつくることはありません。

 

基本的に幕下以下の若い衆が作ります!

若い衆の仕事でちゃんこ番をしなければなりません。

 

お相撲さんの食事は1日に2回で、朝ごはんは食べずに稽古をして本場所中以外は稽古後の12時頃に1食目、夕食は18:00~19:00に2食目を作って食べます!

 

ちゃんこ番は何グループかに分かれていたり、人数が少ない部屋だと毎日全員で作ったりもあります。

 

ちゃんこ番の中にも『ちゃんこ長』と呼ばれる料理が上手でちゃんこをつくる専門のベテランの力士もいます!

 

ちゃんこ長は親方に認められいてちゃんこをつくるために、稽古をすぐ上がったり、稽古をせずにちゃんこだけつくったりするパターンもあります。

 

もちろんしっかり稽古をしている力士もいますが、ほとんどのちゃんこ長はベテランになってきて自分の実力を知って上に上がるのを諦めている力士が多いです。

 

そういったちゃんこをつくる専門の力士以外にも、部屋に所属しているマネージャーが毎日作っている場合もあります!

 

まず朝稽古はどの部屋でも平均7時~12時くらいで終わります。

 

稽古をするのには力の差がありすぎたり時間の関係で全員一緒にはできないので、番付が下の力士から順番に稽古をしていきます。

 

番付が下の方のちゃんこ番の力士は稽古が終わったらそのまま上がってちゃんこをつくりはじめます。

 

ちゃんこ長がいたらその人の指示でサポートをして、ご飯やちゃんこ鍋、おかずを関取や親方たちが稽古が終わってすぐに食べれるように準備をしていきます!

 

 

お相撲さんはなにを食べてるのか?

力士のちゃんこは、鍋を毎日必ず作ります。

 

ちゃんこ鍋にもいろいろあって、味付けは味噌、醤油、塩、キムチ、トマト、水炊きなど色んな種類の鍋料理を作ります。

 

いつも後援会の方などから頻繁に食料の差し入れがあり、多いのは米や肉、魚、野菜などをいただきます。

 

鍋は毎日、味付けを変えながらその日のちゃんこ番の力士が作ります。

 

ちゃんこ鍋以外にも、差し入れでいただいた肉や魚などを調理したり、スーパーで買い出しに行った材料でおかずをつくります。

 

だいたいちゃんこ鍋以外にも2~3品、ちゃんこ番の力士が献立を考えてご飯が進むようなおかずを作っています。

 

ちゃんこを食べることができる順番

稽古中から若い衆がちゃんこをつくりはじめて、稽古が終わる頃にすぐ食べれるように準備しています。

 

稽古が終わると関取がいる部屋は、関取から順番に風呂に入り、関取がいない部屋は番付順や兄弟子から順番に風呂に入ることになっています。

 

風呂から上がるとまずは親方と関取が最初に食べます。

後援会の方やお客さんがいれば一緒に食べることもあります。

 

親方たちが食べている間は常に若い衆が後ろに立ってご飯やちゃんこをついだり、飲み物を出したりと給仕しなければなりません。

 

ちゃんこを食べている間に給仕していない他の若い衆は順番に風呂に入ったり、髷を結い直したりしていて、関取衆やお客さんが食べ終わってやっと若い衆が食事にありつけます!

 

しかし人数が少ないなど部屋によっては親方や関取と一緒に食べる場合もありますね。

 

若い衆が食べ始めるのは兄弟子から順番だったり、番付順で食べていきます。

 

終わったら掃除、片付け、皿洗いなどを若い衆でやります。

 

部屋でつくるちゃんこ以外には?

部屋のちゃんこは1日に稽古後と夕食の2回だけです。

 

稽古や筋トレ後などプロテインアミノ酸を飲む力士も多いです!

それ以外にもお腹が空いたら弁当やお菓子を買ったり、近くの飲食店に行きます。

 

後援会の人やタニマチから食事にお呼ばれすることも多々あるので、そういう場合は部屋でちゃんこを食べずに抜け出していきます。

そういう外出や門限などが厳しい部屋もありますが、若い衆でも部屋の中で兄弟子になってきたり番付があがってくると頻繁に飲みに行きまくって遊んでる力士もたくさんいます。

 

平気で朝まで飲んで、酔っぱらったままそのまま次の日の朝稽古を迎えるということもよく見てきました!

そういう遊んでる力士ほど稽古では気合が入ってて、オン、オフがしっかりしている印象がありました。 

 

若い衆はお金もなくて食費が半端じゃなく多くかかるので、タニマチに自分から連絡してご飯や飲みに連れていってもらいにいきます!笑

 

まとめ

 お相撲さんは平均で身長185cm160kgにもなります。

その強靭な体を作るために、ちゃんこは一番大事になってきます。

 

稽古ももちろん大切ですが、力士は食って寝るのが仕事といわれるくらい食事の稽古も大変です。入門したてのころは体を作るため、兄弟子や親方に半端じゃない量を食わされます。

 

番付が上がってきた兄弟子になっても、細身の力士も体重がある力士も体力、筋力をつけるために自分で意識して食っていかなければなりません。

 

そういった環境のなかで、番付をあげていくことを諦めた兄弟子の力士が自分の居場所を見つけて部屋のために貢献するべく、ちゃんこ長になったり、引退後に自分の店を開く人も大勢います! 

 

いま頑張っている力士たちは昔から伝統として続いている『ちゃんこ』をたくさん食べて、しっかり稽古して夢を叶えるべく精進してほしいです!

 

 

今回は以上です。

ここまでみてくださってありがとうございました。また今後ともよろしくお願いします!

 

 


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『平成』30年間の幕下優勝力士一覧‼️

今このブログを書いているのは平成31年2月です!

今年の5月に天皇陛下生前退位されるということで年号が変わってしまうので平成最後の年ですね。

 

ということで平成の30年間の大相撲を振り返ろうと思いまして、幕下力士だけをピックアップして優勝力士をまとめました!

 

是非ご覧になってください!

 

『平成』30年間の幕下優勝力士一覧

※()内は最高位の番付を書いています。

※#は幕下優勝回数です。

※1、3、5、7、9、11月場所と書くのを省略してますがこの通りの並びです。

 

 

平成元年1月場所

3月場所

5月場所

7月場所

9月場所

11月場所

 

平成2年

  • 24枚目 山崎(のち大翔山、前頭2)現追手風親方
  • 4枚目 山崎#2
  • 37枚目 (のち輝ノ海、前頭15)
  • 15枚目 時津洋(前頭4)
  • 4枚目林#2
  • 4枚目 立洸(前頭6)

 

平成3年

  • 16枚目 日立龍(前頭14)
  • 2枚目 立洸#2
  • 18枚目 巌雄(前頭1)現山響親方
  • 4枚目 大鈴木(のち豊富士、十両5)

 

平成4年

  • 46枚目 吉種(のち敷島、前頭1)現浦風親方
  • 9枚目 大輝煌#3(のち輝ノ海)
  • 13枚目 坂本山(のち肥後ノ海、前頭1)現木瀬親方
  • 23枚目 若足立(のち朝乃若、前頭1)現若松親方
  • 8枚目 成松(のち智乃花、小結)現玉垣親方
  • 16枚目 旭豊(小結)現立浪親方

 

平成5年

  • 8枚目 尾曽#2
  • 48枚目 大内(のち皇司、前頭4)現若藤親方
  • 5枚目 前進山#2

 

平成6年

  • 52枚目 高見旺(幕下2)
  • 23枚目 五藤(のち五剣山、十両6)

 

平成7年

  • 9枚目 旭鷲山(小結)
  • 14枚目 旭里(前頭14)現中川親方
  • 7枚目 巌雄#2
  • 8枚目 大喜(十両10)
  • 1枚目 和歌乃山#3
  • 31枚目 志賀(のち栃東大関)現玉ノ井親方

 

平成8年

  • 60格付出 熊谷(のち海鵬、小結)
  • 9枚目 千代の若(十両9)
  • 43枚目 出島(大関)現大鳴戸親方
  • 9枚目 金作(のち須佐の湖、十両2)
  • 27枚目 増昂(幕下2)
  • 59枚目 隆尾崎(のち隆乃若、関脇)

 

平成9年

  • 43枚目 大喜#2
  • 8枚目 古川(のち若の里、関脇)現西岩親方
  • 1枚目 闘牙(小結)現千田川親方
  • 4枚目 須佐の湖#2
  • 39枚目 豊桜(前頭5)
  • 60枚目 北桜(前頭9)現式秀親方

 

平成10年

  • 16枚目 出羽平(十両4)
  • 26枚目 栃乃藤(前頭11)
  • 53枚目 土橋(幕下5)
  • 60枚目格付出 竹内(のち雅山大関)
  • 6枚目 竹内#2
  • 28枚目 中尾(のち若孜、前頭12)

 

平成11年

 

平成12年

 

平成13年

 

平成14年

 

平成15年

  • 6枚目 黒海(小結)
  • 11枚目 中尾#2
  • 4枚目 玉ノ国#2
  • 45枚目 北勝城(幕下4)
  • 25枚目 若い浪(幕下2)
  • 16枚目 大真鶴#2

 

平成16年

 

平成17年

 

平成18年

  • 3枚目 把瑠都(大関)
  • 42枚目 琴豊(十両5)
  • 15格付出 下田(のち若圭翔、幕下1)
  • 17枚目 白石#2
  • 6枚目 澤井#2
  • 2枚目 白馬(小結)

 

平成19年

  •  19枚目 境澤(前頭15)
  • 17枚目 保志光十両1)
  • 3枚目 若麒麟#2
  • 19枚目 磯部(のち磋牙司、前頭9)
  • 32枚目 玉鷲(関脇)
  • 33枚目 土佐豊(前頭1)現間垣親方

 

平成20年

 

平成21年

  • 筆頭 福岡 (のち隠岐の海、関脇)
  • 17枚目 徳真鵬 (十両6)
  • 2枚目 徳瀬川 (前頭1)
  • 16枚目 深尾 (のち明瀬山、前頭16)
  • 10枚目 臥牙丸 (小結)
  • 23枚目 黒澤 (のち益荒海、十両5)

 

平成22年

  • 29枚目 佐田の海 (前頭1)
  • 48枚目 碧山 (関脇)
  • 35枚目 前田 (幕下3)
  • 12枚目 十文字 (前頭6)
  • 13枚目 髙安 (大関)
  • 58枚目 妙義龍 (関脇)

 

平成23年

  • 51枚目 松谷 (のち松鳳山、小結)
  • ※大阪場所中止
  • 4枚目 松谷#2
  • 5枚目 直江 (のち皇風、前頭13)
  • 12枚目 旭日松 (前頭11)
  • 14枚目 千昇 十両14)

 

平成24年

  • 15枚目 佐久間山 (のち常幸龍、小結)
  • 29枚目 海龍 (幕下2)
  • 16枚目 寺下 (のち丹蔵、十両6)
  • 5枚目 山口 (前頭16)
  • 12枚目 竜電 (前頭3)
  • 35枚目 錦木 (前頭2)

 

平成25年

  • 筆頭 鬼嵐 (十両7)
  • 7枚目 亀井 (のち希善龍、十両11)
  • 7枚目 大砂嵐 (前頭1)
  • 55枚目 剛士 (のち若元春、幕下3)
  • 59枚目 希帆ノ海 (幕下2)
  • 48枚目 土佐豊#2

 

平成26年

  • 21枚目 肥後嵐 (幕下2)
  • 55枚目 栃ノ心 (大関)
  • 6枚目 栃ノ心#2
  • 50枚目 力真 (十両10)
  • 42枚目 安彦 (のち剣翔、十両5)
  • 49枚目 肥後嵐#2

平成27年

  • 37枚目 正代 (関脇)
  • 13枚目 出羽疾風 (十両9)
  • 10枚目 高木 (のち高立、十両13)
  • 2枚目 翔丸 (前頭5)
  • 11枚目 千代翔馬 (前頭2)
  • 31枚目 芝 (幕下3)

 

平成28年

  • 13枚目 栃丸 (幕下3)
  • 9枚目 佐藤 (のち貴景勝、関脇)
  • 58枚目 小柳 (のち豊山、前頭2)
  • 44枚目 竜勢 (幕下4)
  • 2枚目 山口#2
  • 9枚目 照強 (十両1)

 

平成29年

  • 7枚目 石橋 (のち朝乃山、前頭5)
  • 16枚目 阿炎 (前頭2)
  • 34枚目 大岩戸 (前頭15)
  • 11枚目 矢後 (前頭13)
  • 49枚目 鏡桜 (前頭9)
  • 10枚目 栃飛龍 (十両7)

平成30年

  • 17枚目 若隆景 (十両5)
  • 53枚目 肥後ノ城 (十両9)
  • 35枚目 霧馬山 (幕下1)
  • 筆頭 白鷹山 (十両6)
  • 5枚目 極芯道 (十両13)
  • 5枚目 蒼国来 (前頭2)

 

平成31年

  • 3枚目 若元春#2

 

 

以上が平成30年間の幕下優勝力士一覧でした!

次の春場所は誰が優勝するかが今から楽しみですね!

 

 


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【大相撲】番付の基礎・階級やしくみ 関取ってなに?

いよいよ大阪場所が近づいてきていますね!

今年は3月10日(日)から開催されます。

 

本場所は年に6回、奇数月の第2日曜日か第3日曜日から15日間行われることになっていて、毎回場所が始まる2週間前の月曜日に「番付発表」というのがあります。

 

今回はその番付のことをざっくりと話していけたらと思います。よろしくお願いします。

 

目次

 

 

 

番付発表とは?

まずは力士の番付の解説の前に、毎回本場所前にある番付発表とはなにかを話します。

 

お相撲さんは相撲部屋へ入門すると、最初のデビュー場所に番付に載ることが出来ません。

はじめは本場所の取り組み開始時間(序ノ口がはじまる8:30頃)の少し前に、前相撲とよばれる、次の場所で番付に載るための順番決めを行い、そのほかの番付に載っている幕下以下の力士は15日間のうちに7番相撲をとり、十両以上の関取は15日間相撲を取って次の場所の昇進をめざします。

 

本場所序ノ口以上の番付に載っている力士も前相撲の力士も成績に応じて、次の場所の番付が上がったり下がったりします。

 

番付は本場所が終わった三日後の水曜日に、番付編成会議が審判部の親方たちで話し合って決められますが番付は十両の昇進(新十両、再十両)のみ発表されそれ以外の番付の力士は非公開となっています。

 

そこで決めた番付が公に発表されて、番付が配られる日が本場所が始まる2週間前の月曜日の番付発表の日と決められているのです!

 

番付一覧

 

番付はほとんどの力士が前相撲からはじまり(例外として三段目付け出し、幕下付け出しもある)一番上の横綱を目指して、みんな努力しています。

 

力士はだいたい序ノ口から横綱まで全員合わせると約660人くらいいます。(2019年)

 

基本的には階級ごとに定員が決まっていて、番付は東西に分かれます。

東西は各番付において東のほうが番付が上でその次に西の力士となってて、ランクは東西順番に下へおりていきます。

 

※下の一覧は上から階級順に表示しています。

 

関取とは?階級解説!

次に力士の階級ごとに詳しく解説します。

 

関取とは先ほどの一覧の色付きで、十両以上の力士のことを指します。

 

番付は基本的に定員が決まっており、関取は70人と固定されているので、力士の総数の約上位10%というほんの一握りの強い相撲取りです。

 

幕内

幕内とは十両以外の前頭以上の関取の総称です。(番付一覧の青の力士全員です)

 

全力士の上位約6%という強い力士です。 

 

横綱

横綱は力士の最高の地位で一番階級が上の力士です。

 

定員は決まっておらず、横綱になる条件は大関で2場所連続優勝もしくはそれに準ずる成績をおさめつつ横綱審議委員会の3分の2以上の賛成があれば昇進できます。

 

横綱になると横綱土俵入りをするようになり、付き人もそれまでよりも多く7~8人に増えます。

 

一度横綱になると引退するまでは番付が下がることがなく、常に最高の成績が求められる責任が一番重い立場になっており、怪我や衰えなどで思うような成績を残せなくなると引退をせまられます。

 

三役

三役とは大関、関脇、小結のことです

 

大関

大関横綱と同じく定員がなく、横綱に次ぐ番付になっています。

 

昇進する条件は直近3場所で小結、関脇で33勝以上を挙げたうえで理事会で満場一致の場合。

 

大関は2場所連続で負け越すと関脇に陥落します。

 

大関で負け越すと「カド番」とよばれ、関脇陥落のリーチがかかりその場所で負け越すと次の場所は関脇に陥落してしまいます。

 

ですが関脇に落ちたその場所だけは例外として10勝以上することができたら再び大関に復帰することが出来ます。その場所が9勝以下なら、また3場所で33勝しないと戻れません。

 

関脇

定員は東西1人ずつの2人か大関から陥落したりする場合の3人のときもあります。

 

大関以上は特別な地位とされていますが、関脇以下の力士は勝ち越し、負け越しと成績次第で番付が変わっていきます。

 

小結

定員は東西1人ずつの2人。

 

小結から三役とよばれ前頭よりも格上の番付です。

 

前頭

定員は決まっておらず関脇以上の関取の数で枚数が調整されます。

 

幕内(前頭~横綱)の定員が42人なので、大関横綱の昇進や陥落などで枚数が増えたり減ったりします。

 

前頭の昇進の目安は、前頭から陥落する力士の数、引退力士の数に合わせて十両の番付上位の成績が優秀な力士が昇進できます。

 

だいたい関取の成績による番付の昇降基準はきまっていて、まわりの力士の成績しだいでもありますが、勝ち星ー負け星の枚数だけ昇降します。

 

基本的には8-7なら+1なので1枚up、4-11なら-7で7枚downというような基準があります。

 

十両

定員は東西14枚づつの28人です。

全力士の上位約7%~10%の力士になります 

 

十両から関取とよばれるようになり、2ヶ月に一度の給料が毎月もらえるようになり、付き人がついたり待遇が幕下よりも天と地ほどの差があり、幕下以下の力士は全員ここをめざしています。

 

十両昇進の目安は十両から陥落する星の力士、引退する力士の数だけ、幕下から昇進することができ、幕下15枚目以内で7戦全勝、東の筆頭での勝ち越しは無条件に昇進でき、そのほかの成績の力士は上から落ちてくる力士の兼ね合いがあり明確に決まってはいません。

 

若い衆(取的)とは?幕下以下の力士

幕下以下の力士は正確には力士養成員といい毎月給料がもらえません。

 

その他に若い衆や取的という呼び方もありますが、どれも関取ではない幕下以下の力士のことを指します。

 

若い衆の人数は力士全体の90%にもなり、ほとんどの力士がほぼ無給の生活をしています。

 

十両になるとはじめて一人前の力士という扱いになり給料がもらえるようになり様々な待遇がよくなりますが、それまでの幕下以下の力士は見習い扱いなので色んな雑用もしなければいけません。

 

若い衆はいくら部屋での生活の食費や宿泊費などがかからないといっても相当キツイ生活になってます。

 

関取と若い衆の境目の西十両14枚目と、東幕下筆頭の力士だと番付は半枚しか変わらないのに、天国と地獄のような差が生まれてしまいます。

 

こんなに待遇が変わるスポーツ選手は大相撲くらいじゃないかなと思います。

 

はやく一人前の力士になりたいと関取を目指して努力する。そういう格差があるのも大相撲の醍醐味でもあると思います! 

 

幕下 

 幕下力士は若い衆だから弱いのかというわけではありません。

幕下は全部で東西60枚ずつの120人います。

 

全力士のうちの上位約10%~30%の力士です。

 

幕下の120人のうちでもすこし違っていて、幕下上位と呼ばれる幕下15枚目以上の力士はほとんど関取と力に大差はありません。

幕下上位というのは関取(十両)にあがるための一つの壁で、昇進するのは15枚目以上の力士しかできません。

 

十両にあがる条件として幕下15枚目以上の全勝か上位の力士の成績次第で昇進できるかというのがあるので、幕下の中でも待遇は変わらないですがひとつの目標になっています。

 

マチュア相撲の学生や社会人が指定された全国大会で優勝した人だけが前相撲をせずにいきなり幕下からはじめられる、幕下付け出しという制度があります。

 

全日本相撲選手権大会」(アマチュア横綱)、「全国学生相撲選手権大会」(学生横綱)、「全日本実業団選手権大会」(実業団横綱)、「国民体育大会」(国体横綱)といういずれかで優勝した場合に、幕下15枚目格付け出しの資格を得ることが出来ます。

 

さらに全日本相撲選手権大会で優勝に加え、いずれかもうひとつで優勝した場合には幕下10枚目格付け出しの資格を得ることはできます。

 

幕下というのは若い衆のなかでは一番上の番付であり、着るものや待遇にも三段目以下の力士より良く幕下にあがるだけでも十分すごいといえます!

 

 

三段目

三段目の定員は東西100枚で200人と決まっています。

全力士のうち上位約30%~60%でちょうど真ん中くらいの強さになります。

 

幕下へ昇進できる基準は、三段目10枚目以上で4-3、25枚目以上で5-2、50枚目で6-1、7-0なら無条件で上がれます。

 

三段目にも付け出しがあり、幕下付け出しの条件になっている四大会において、いずれかでベスト8以上で三段目最下位格付け出しの資格を得ることが出来ます。

 

序二段

序二段の定員は決まっておらず、力士の総数によって人数は毎場所変動します。

最近ではだいたい100枚前後になっています。

 

三段目への昇進基準は、20枚目で4-3、38枚目以上で5-2、68枚目以上で6-1、7-0で無条件で昇進します。

 

序二段力士はある程度相撲経験があり実力のある中卒の子でも、すぐに通過して三段目に上がれるレベルで、一般のちょっと鍛えている成人男性でも勝てるレベルです。

 

入門したての未経験の力士や、やる気のなくなった年を取ってきた兄弟子が多い番付になっています。

 

序ノ口、前相撲(番付外)

序ノ口も定員がなく、枚数は毎場所変動します。

 

序二段への昇進基準は勝ち越せば無条件で上がれます。

 

それ以外にも毎年三月場所には前相撲を取る新弟子が多く五月場所の序ノ口の枚数が一気に多くなってしまうので、勝ち越さなくても番付順に繰り上げで序二段に上がることもあります。

それをケツ上がりと呼んでいました。

 

序ノ口には入門したてで相撲を覚えたての子や大怪我をして番付を落として、番付外へ落ちないように最後の7番目の相撲を取るだけの力士ばかりです。

 

序ノ口で一番も取り組みせずに休場してしまうと次の場所は、番付から外され番付外に落ちてしまいます。

番付外になってしまうと、また前相撲からやり直さなくてはいけなくなります。

 

番付外へ落ちて大怪我をゆっくり治す力士や、部屋を脱走して連絡が取れず名前だけ在籍している力士もいます。

 

まとめ 

以上が番付ごとの説明になります。

関取というのはほんの一部の力士で、それ以外の9割近いお相撲さんが若い衆で稼げないという大相撲の構図になっています。

 

力士は十両以上の関取になることを夢見て、ほとんど前相撲からはじまって成り上がっていきます。

その過程の三段目や幕下の成長も見ていて応援したくなりますし、また十両以上の関取とは違った世界を見せてくれる幕下以下の取り組みも非常に面白いです!

 

 

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お相撲さんを引退してから変わったこと5選

こんにちは元力士のパロニアです。

今回は私が現役を引退してから1ヶ月間で感じた、力士の頃と一般人になってからの違いを5選、紹介していきます。

 

その他にも色々とありますが特にこの5つが強く印象に残っていましたね。

力士によっても性格や考え方が違うのでなんとも言えませんが、私が感じたことをお話していきます!

それではよろしくお願いします。

 

お相撲さんを引退してから変わったこと5選

 

 

 

 

 

1、周りからの視線が無くなった

 

引退してから変わったことで一番衝撃的だったことは、まわりからの視線が全くなくなったことです!

 

このことは他に引退された元力士からもあまり聞いたことがなかったんですが、自分的にはなにかずっと縛られていたことから急に解放された感じがありすごく嬉しくて一番印象に残っています。

 

力士時代にはちょんまげがついているだけなのに、歩いているだけで「あ、お相撲さんだ!」とよく言われていて、特に夜に飲み歩いていると酔っ払いから「おい、相撲とり」とか「ごっちゃんです」とからかわれるのが嫌でした。

 

自分のことを応援してくれているかたたちや本場所に足を運んでくれているお客さんから嬉しいことに、写真を頼まれたり、差し入れをもらうことはよくあったんですが、自分のことを知っているのでそれはわかります。

 

ですが一般の全く相撲を知らないような子供連れのお母さんに、お相撲さんにだっこしてもらうと元気な子に育つということでよく声をかけられて赤ちゃんを抱っこしてあげて写真をとったり、相撲を知らない人から握手やサインを求められたり、写真を一緒に取ることが頻繁でした。

 

当時は大相撲というガチガチの縦社会、番付がすべての世界に身を置いていたこともあって、自分のことを全く知らない人なのに自分に声をかけてくれてそうやってしてくれることに対して、関取でもないのに申し訳ないなという気持ちもあり、勝手に卑屈な気持ちになり少し嫌になっていました。

 

付き人を長年していて関取のそういうファンの受け答えをまじかでみているので、握手やサイン、写真を撮るというのは関取じゃないと価値がないというような考え方をしていたので毎回嬉しい反面複雑な気持ちになっていましたね。

 

現役を引退して髷がなくなった私のことを元力士だと気づくわけなどなく、当たり前ですが一般のひとから声をかけられることは全くなくなりました。

 

それはそうなるだろうなとはわかっていましたけど、一番驚いたのはそうではなくて、髷をつけていたころは、ものすごく視線が自分に集まっていたんだなと気づいたところでした 。

 

今でも忘れない私が断髪した翌日に地元へ車で帰るとき、サービスエリアで休憩しようと思い車を降りて店に向かったあのときの、誰も自分のことを見ていない、誰とも目が合わない、俺は透明人間になったのか?という不思議な感覚に襲われました。

 

それと同時にやっと縛られていたものから解放された安堵感がぐっとこみあげてきて、とてもうれしかったことを覚えています。

 

私は元々、目立つことや人前に立つことが苦手だったので、街をあるいているだけで常にだれかからみられているような感覚がとても嫌でしたので、ほかの引退した力士よりもそういう感覚が強く感じれたのではないかなと思っています。

 

私はそのときに初めて番付に関係なくお相撲さんのすごさを身をもってわかり、力士というだけでいろんな人から注目されて声をかけていただく、そういう体験を今後一生ないんだなと思うと力士時代にいい体験ができたと感じました。

 

2、給料が毎月もらえる!

 

普通に働いている人では当たり前だと思いますが、幕下以下の力士からしたら給料が毎日もらえるということはものすごく嬉しかったです。

 

幕下以下の決まってもらえる給料というのは、本場所ごとにもらえる給金と呼んでいた養成員場所手当と6月、12月のボーナスだけでした。

 

金額は幕下15万、三段目10万、序二段8万、序ノ口7万(当時)で、もちろんそこから色々引かれるわけで、手元に残るのはその額の70%程度でした。(地方場所はひかれなかったです)

 

そこから場所ごとの番付代や携帯代などを払っていくと、二ヶ月で3,4万ですごさなくてはいけないようになってしまいました。

 

それだけでは厳しすぎるので、後援会やタニマチからのご祝儀や、慰問などの臨時収入を期待するしかなかったです。

 

初めて一般の会社で働いて、初任給をもらったときの喜びはすごかったです。

 

私は関取に上がれなかったのでひがみかもしれませんが、自分が稼いで生きていくためには大相撲の関取というものはほんの一握りしかなれず、より強く尊敬するようになったのと同時にちょっと割に合わないなと思うようになりました。

 

特に幕下に落ちてしまう関取や元関取で幕下に落ちてしまってなかなか十両に復帰できない人たちをみると、一回いい思いをしているだけにそうとうつらい思いをしているなと同情してしまいます。

 

相撲界へ入門して特殊な世界を知れたのは自分にとってすごく良い思い出になりましたが、私は相撲を少し離れて見て普通に生きていくほうが幸せだといまは感じます。

 

3、髪の毛が軽くなった

 

これは引退した力士からもよく聞いていて、実感できました。

髷を結っているときに頭が重いなと感じることはなかったですけど、一気にあの量の髪がなくなると一気に頭が軽くなりました(笑)

 

特に毎日髪の毛を洗うという行為に違和感を感じました。

 

相撲取り時代は髪がものすごく長くて、それにガッツリ油が塗ってあるので髪を洗うのに相当な時間と苦労をかけていました。

 

当時は当たり前でしたけど、断髪して油がついていない短髪を洗うと昔はすごかったなーと思いました。

 

4、兄弟子からのストレスが無くなった

 

幕下以下は全員大広間で雑魚寝です。

十両の関取になると部屋の個室もしくは、自分の家に住むことが出来るようになります。

 

ですので普通の会社員とは違って、嫌いな上司(兄弟子)ともプライベート関係なく常に同じ空間で過ごさなければいけないので、かなりのストレスでした。

 

昔の昭和の力士の話を聞くと自分だったら逃げ出してしまうような恐ろしいエピソードをよく聞いていましたが、現在はかなり緩くなっています。

 

ですが横なってくつろいでいるときでも、常に兄弟子や関取に気を張っていないといけなかったのでちょっとしんどかったですね。

 

力士をやめた今、関取クラスの待遇(一人部屋)が普通だと当たり前なんですが、ものすごくありがたく嬉しく感じました。

 

5、車を運転できるようになる

 

力士は車の運転は相撲協会から禁止されています。

よく力士が運転しているとニュースなどででることもありますが、力士でいる間は運転してはいけません。

 

例外として自動車教習所で免許を取りに行ったり、更新で乗ることだけは許されています。

ですので免許を持っている力士もたくさんいますし、特に引退が決まった力士は親方に許可をもらって免許を取りに行かせてもらう場合が多いです。

 

私も引退前に車の免許を取りに行くのを許してもらい、引退後第二の人生を過ごせるように取りました。

 

力士時代の交通手段は、電車、バス、タクシー、自転車で移動していました。関取になって番付が上のほうになると専属の運転手を雇ったりしていました。

 

大量の買い出しなどで車が必要な場合は、部屋のマネージャー、親方、おかみ、後援会の人が運転してくれていっていました。

現役のころは乗せてもらうのが当たり前だったので、自分で運転するのはちょっとこわかったですが、やっと一般人になれたという喜びもありました(笑)

 

まとめ

 

このほかにもちょっとした相撲界と一般社会の違いがあり、慣れるのに苦労しましたが、特にこれが変わったなということを5つ話しました。

 

特に自意識過剰といわれるかもしれませんが、まわりの視線がいっきになくなったことは衝撃的過ぎて一生忘れることはないと思います。

 

相撲界の良くないこともはありますが、関取はもちろんすごいですが、力士というだけですごいなと、やめたいまだから強く感じました。

 

私はいま頑張っている力士を応援していきたいし、昔よりももっと相撲のことが好きになり、相撲界に少しでも携われたことに誇りをもって生きていきたいと思います!

 

ここまで見てくださってありがとうございました。

これからもどんどん相撲のことを伝いて行きたいと思います。ぜひよろしくお願いします!

 

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【お相撲さんの引っ越し】地方場所のときはどうしているの?

どうもこんにちは!元力士のパロニアです

 

 

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2月末にさしかかって大阪春場所も近づいてきましたね!

そろそろ大阪場所へ宿舎を構えるために、先発隊の若い衆がみんなより先に大阪入りして色々と準備する頃です。

 

今回は地方場所のときの生活はどんなかんじなのか。

色々と解説していきます!

よろしくお願いします😃✌️

 

 

 

地方場所とは?

まず地方場所とはなんなのか?

大相撲の本場所は年間で6回、開催されます。1月に初場所、3月に春場所、5月に夏場所、7月に名古屋場所、9月に秋場所、11月に九州場所があります。

 

そのうちの1月、5月、9月は東京の両国国技館で行われ、2場所おきに地方の大阪、名古屋、福岡で開催されます。

 

お相撲さんは一年の半分以上は東京の相撲部屋で生活しているんですが、3月の大阪場所、7月の名古屋場所、11月の九州場所のときは地方へ遠征して、各地に宿舎を構えて1ヶ月半ほど滞在することになります。

 

そのため地方場所が始まる3週間前~1か月前くらいから若い衆の何人かが先発で地方へ乗り込み、みんなが生活する宿舎の準備をしたりします!

 

地方場所の宿舎へはどうやって移動するのか?

基本的に先発隊の移動手段は部屋ごとに違います。

名古屋や大阪だと新幹線か後援会の方や部屋の車、バスを使って移動して、福岡へは飛行機で行きます。

 

先発以外の他の幕下以下の力士は、先発の力士と同じように部屋ごとにバラバラで行くこともありますが、基本的には『相撲列車』と呼ばれる新幹線で各地方へ向かいます。

 

相撲列車という新幹線では3.4両を相撲協会が借りて、幕下以下の若い衆、裏方さんが乗って移動します。

兄弟子で体の大きい力士は新幹線の座席を一人で2つ分使うこともありますが、でかくても新弟子だと他の兄弟子に気を使ってギュウギュウになりながら窮屈に座って移動します(笑)

 

車両内はものすごく異様な光景です!

大男が狭い室内にパンパンに詰められて、めっちゃデカイキャリーバックを1人一個ずつは持っていくので座席上の棚にはキャリーバックで埋め尽くされ、通路にも歩けないくらいの荷物があります。

 

車両と車両の間のトイレや出入口があるところにも座りきれなかったお相撲さんが立っていたり、そこの場所も荷物がギュウギュウになっています。

 

十両以上の関取衆や親方は、相撲協会から交通費は支給されるので自分達で新幹線や飛行機のチケットを手配したりして各自で行きます。

 

それ以外には2月(大阪場所前)と6月(名古屋場所前)には無いんですが、10月には地方巡業というのがあり、基本的に関取は全員参加で付き人は関脇以下で1人ずつついていきます。

10月の巡業に参加する力士は先発隊や相撲列車とは別に各地の巡業が終わり次第そのまま九州場所(福岡)に乗り込むことになります!

 

先発隊が先に行って準備すること

 

地方場所へ移動する日

大阪場所だとだいたい3月の第2日曜日から大阪場所が始まるので、その2週間前の日曜日に相撲列車は予定されています。

 

先発隊は相撲列車、もしくは後発乗り込みの力士たちよりは1週間前~2.3日前に地方へ乗り込みます。

 

親方から若い衆が何人か選抜されて、地方場所の宿泊先の掃除や準備など色々とすることになります。

 

先発隊の仕事

地方場所の宿舎は部屋によって色んなところに泊まることになるんですが、多いのは公民館や寺、一般企業の工場など、その地方の後援会の方々が協力してくださって用意してくれます。

 

  1. 挨拶まわり

    まずは宿舎を提供してくれる後援会の方やご近所へ挨拶まわりをします。

    その日の食事など、駅や空港から宿舎までは後援会の方が車などを手配してくれることが多いですね。

    1年に1ヶ月間のことなのでみんな喜んで歓迎してくれて、とてもありがたいです

  2. 掃除

    宿舎へ着いたその日のうちに、寝泊まりする施設全部の大掃除をはじめます。

    特に親方や関取衆は個室が用意されているので、しっかり掃除をして過ごしやすい環境を整えます。

  3. 土俵崩し、土俵つき

    地方場所の稽古する土俵は宿舎内か宿舎近くの土俵を使うことになります。

    力士が使う土俵は場所ごとに、土俵を全部粉々に崩してから一から作り直しています。

     

    地方場所だと特に1年に1度しか、来てつくり直さないので土俵はボロボロになっています。

    先発隊の力士総出で俵を全部スコップを使って取り出して、スコップや耕運機を使って土俵全面の土を掘り起こして粉々にします。

     

    1日2日かけて土俵をくずし、土に水を撒いて土のコンディションを整えます。

     

    同じ一門の呼び出しさんが土俵作りに来てくれて、力士も一緒に土俵づくりをして粉々の状態から専用の道具などを使い、およそ半日ほどかけて綺麗な土俵を完成させます。

     

    土俵をつくることを『土俵つき』といいます。

     

  4. 荷物の受け入れ

    相撲部屋の引っ越しにはたくさんの荷物を東京の相撲部屋から引っ越しのトラックで運ばなければなりません。

     

     

    まずは力士の個人の荷物ですが若い衆の個人の荷物はそれほど多くありません。段ボール1つか2つくらいで済みます。

     

    幕下以下の若い衆は全員、大広間に雑魚寝しているので自分のスペースをそれほど広く取れませんのでたくさん荷物を送ると邪魔になってしまいます。

     

    関取衆や親方の荷物はたくさんあります。

    関取衆や親方は1人1部屋ずつ、必ず個室が用意されます。

    部屋に置く扇風機や空気清浄機などの電化製品や、本場所で使う化粧回しや着物、紋付きなど関取の荷物は多くなってしまいます。

     

    これは全て付き人が、関取と一緒に準備、発送、宿舎の部屋に設置します。

     

    個人の荷物以外に宿舎で必要になってくる、ちゃんこ用の食器や鍋などの調理器具や、稽古で使う竹ぼうきやトレーニング器具、土俵つき用の道具なども送らなければなりません。

     

    お相撲さんは自動車の運転は禁止されていますので、買い出しなど出掛けるときは自転車で行くしかなく、自転車も一緒に送ります!

     

  5. 相撲幟をたてる

    地方場所と言えば、相撲部屋の宿舎や近所などに相撲幟が立つことが多いです❗️

    たてられた幟も全て若い衆がたてています。

     

    幟がたつと相撲部屋の宣伝になって、地方場所がはじまるんだな~と稽古見学に来てくださったり、色々と地元の人達も相撲部屋へ協力してくれます。

    後援会の人達も先発隊がやる仕事を色々と協力して下って、残りの力士たちがきて心地よく稽古やちゃんこを食べて、寝泊まりできる環境を整えていきます!

 

まとめ

このように先発隊の若い衆が相撲部屋の宿舎の細々とした準備をしてくれて、本場所に向けて力士たちが生活できるようにしています!

 

相撲列車で残りの力士たちが来ると、次の日は番付発表があり、2週間後には本場所が始まります。

そこにむけて必死に稽古して、その土地の差し入れなど美味しい食べ物やちゃんこをたくさん食べて、全員勝ち越し、優勝を目指し、番付をあげるように努力しています!

 

地方場所だと特に、宿舎を構えている地元の方や後援会の方々の協力や応援もすごく力になり、より一層気合いが入ります。

 

来月には3月大阪場所が始まるので、だんだんとこの時期に先発の力士が大阪へ移動しています。

各地方の応援してくれる方や人の繋がりを大切にして、少しでも番付をあげるように力士の皆様には頑張ってもらいたいものです。

 

 

今回はここまでになります。ここまで見て下さってありがとうございました!

 

これからも相撲のことを書いていくのでどうかよろしくお願いします🙇

 

お相撲さんがよく使う『ごっちゃんです』の色々な使い方!

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こんにちは!元力士のパロニアです。

 

大相撲の力士や親方、裏方さんたちは相撲用語をたくさん使います。

 

相撲だけでなくどの業界にも、色んな専門用語があって面白いですよね!

 

その中でも力士たちによく使われる言葉、私も使っていた相撲用語の中でも一番使われる言葉『ごっちゃんです』についてまとめてみました

ぜひ最後までご覧ください!

 

お相撲さんがよく使う言葉『ごっちゃんです』‼️

 

1、ごっつぁんです(ごっちゃんです)

お相撲さんといったらまずはこの言葉でしょう(笑)

 

もちろんこれが一番よく使われる相撲用語になります。

 

「ごっちゃんです」という言葉はみなさんが思っているよりも頻繁に力士は使います。

 

なぜならこの言葉には色んな時に使える便利な言葉だからです!

 

意味は「ありがとうございます」「いただきます」「お願いします」などで、相撲関係者で目上の人に感謝するときやお願いするときにはこの言葉を使います。

ですが相撲に関係の無い一般の人たちと話すときはあまり使いません!

 

力士生活では「ごっちゃんです」だけ言ってればいいくらい汎用性の高い言葉になります。

 

これからごっちゃんですの使用例をあげてみます。

 

ごっちゃんですの例

  • 食事のときのいただきます、ごちそうさまでした。

親方や後援会の方、兄弟子など相撲関係者に食事に連れていってもらったり、ご飯を食べるときはいただきますとは言わずに『ごっちゃんです』と言います!

 

ごちそうさまのときは、『ごっちゃんでした』や『どうもごっちゃんでした』と言い換えて使います(笑)

 

  • ものをもらったときなどの感謝の言葉

なにかものをいただくときは、一般的には「いただきます」や「ありがとうございます」という言葉を使うと思いますが、これも『ごっちゃんです』で済みます!

 

ですので力士のときは、ありがとうございますはあんまり使わず全部ごっちゃんですと言っていました!

 

物をもらったときだけではなく親方や兄弟子から何か指導していただいたり、教えてもらったときの言葉にも「ありがとうございます」の代わりに『ごっちゃんです』や『どうもごっちゃんでした』を使うんですよね!

 

お礼などを言うときにも昨日はどうもごっちゃんでした。この前はどうもごっちゃんでしたなどと「ありがとうございました」という言葉は全て『ごっちゃんです』に置き換えられます

 

 

  • ものを受けとるとき、渡すとき

兄弟子からものを渡されたときには両手で受け取り、『ごっちゃんです』と言います。

ものをもらったときも、受けとるだけのときも毎回この言葉を使っていました。

 

それだけではなくこちらからものを渡すときにも『ごっちゃんです』と言います

 

ですので付き人のときには、関取に対してずっとごっちゃんですばかり言ってましたね(笑)

 

  • なにかお願いするとき

特に多いのが稽古の時ですね!

申し合い(勝ち残り式の相撲の実践練習)をするときに、勝った力士に対して手をあげて『ごっちゃんです』と声をかけてアピールして指名されるように近寄ります。

 

稽古で相撲を取るときや、ぶつかり稽古で胸を借りるときは「お願いします」ではなく『ごっちゃんです』と言います。

 

  • 近くを通るときなど

兄弟子や親方の前を横切るときには、毎回頭を下げて片手を出して「失礼します」の代わりに『前ごっちゃんです』や『後ろごっちゃんです』と言います。

 

  • ラッキーなできごとなどに対して

本場所の取り組みなどで対戦相手が自分よりも格下相手や分が良い相手のときは、「次の相手はごっつぁんだな」と言うようにからかわれたりとそういう使い方もします。

 

失礼な話ですが、応援してくれる人に食事などに誘われたりしてご祝儀をいただいたりしたときやあまりキツくない慰問やイベントなどの仕事をしていい小遣いをもらったときには仲間内や裏で、「○○さんごっちゃんだわ~」とか「今日の慰問はごっちゃんだった」というような使い方もあります!

 

兄弟子になってくると下のものに対して『ごっちゃんです』という言葉を使うときには、「ごっちゃんし」や「ちゃし」などと略して使うようになります!

 

偉そうな兄弟子にものを頼まれるときには、例えば「ジュースちゃし」(ジュース買ってこいの意味)とか「マッサージごっちゃし」(マッサージしろの意味)などなんにでも使える非常に便利な言葉です!

 

まとめ

今回は一番知られている相撲用語『ごっちゃんです』について細かく話しました。

 

ごっちゃんですという言葉はこんなにも汎用性が広く、使い勝手の良い言葉というのは知られてないんじゃないでしょうか?

 

世間では相撲界のごっつぁん体質についてよく指摘されます。

番付が低い力士だろうと後援会やタニマチに、ごますって『ごっちゃんです』と言うだけで、お小遣いをくれたり、飯や飲みに連れていってくれたら、女を抱かせてくれたりと何でもしてくれます。

 

私はこういうところは相撲界の良いところでもあり悪いところでもあると思います。

 

日頃から稽古をちゃんとやって番付をあげて結果を残して頑張っている力士に対して、こういうようなご褒美的なものをしていただくことは良いことだと思いますが、髷をつけてただ力士というだけで勘違いをして稽古や仕事をサボり、ごますりを覚えてタニマチをたくさん作り良い思いをしている番付が低い力士もたくさんいます。

 

好きなときに食いたいものを食わせて、飲ませてもらい、ご祝儀をパチンコや風俗につぎこみくっている弱い力士がたくさんいるんですが、そういうのをみてると頑張っている力士に対して失礼ですし情けないと思います。

 

私はただひたすらに相撲道に向き合い、上を目指しているもの同士の真剣なぶつかりあいが純粋に好きですし、そういう姿を応援していきたいです❗️

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

また今度、ごっちゃんです以外の相撲用語についても話していけたらと思います。

 

相撲のことについてのご質問があれば、コメントください🎵

 

よろしくお願いします!

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なぜお相撲さんは四股を踏むのか?四股の効果や重要性とは?

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こんにちは元力士のパロニアです!

 

四股は相撲の一番の基本で、相撲の練習といったら四股を思い浮かべる人が多いと思います。

 

相撲部屋に入門したらはじめのうちは、基礎練習の四股と股割りを徹底的にやらされました。

 

何百年も続く相撲の歴史において、なぜ四股は現代でも踏まれ続けているのか?

今回は四股の効果ややり方などを話していきたいと思います❗️

 

なぜお相撲さんは四股を踏むのか?効果や重要性とは?

 



 

  • 四股の歴史

四股はもともとなぜ踏まれるようになったか?

 

現代の髷を結って土俵入りなどをする興行的な職業としての大相撲というのは江戸時代ごろからはじまりましたが、相撲というのはもっと古い時代から続いています。

 

元々の相撲は日本古来の神事や祭りからはじまっています。

全国各地の神社で五穀豊穣を願う儀式として相撲をするようになり、邪気払いのためにその土地を清めるということで四股を踏むようになりました。

 

伝統的な所作でもある四股は、儀式だけのためではなく効果的な相撲トレーニングとして必須であり、一番重要視されています。

 

 

  • 四股によって鍛えられる場所

力士は四股を毎日何百回も当たり前のように踏んでいて、見た目では簡単そうに見えて難なくできてしまいますが、ちゃんと意識したキツイ四股を踏むと10回やるだけでも相当しんどくて足がパンパンになります。

 

まず力士は朝稽古では一番はじめに四股を踏みます。

どの部屋でも30分~1時間、200、300回くらい行います。

最初のトレーニングなのでまずはウォーミングアップ間隔できちんとした四股を踏んで慣らしてから、他の基礎練習に入るとてもいい種目だと思います!

 

 

  1. バランス感覚(体幹)

     

    そもそも相撲は地面に足の裏以外の他の体の部分が触れるか、直径約4.5メートルの円から出ると負けという単純なルールの競技です。

     

    平均180cm以上、体重160kgの巨漢同士がその小さな円の中で戦う訳ですから、いかに自分の持ってるパワーを相手に最大限ぶつけつつ相手のバランスをうまく崩すかにより勝敗は決まってきます。

     

    しかも相撲は他のスポーツとは違っていて、両手は素手で、身に付けるものはまわしだけで裸足です。

    ですので地面についている足の裏や指先の感覚を大事にして、そこを軸に体の使い方をうまく使えるように稽古します。

     

    どれだけ体を連動させて自分の力を発揮できるかは上体の力よりも足腰の力、体を支えるバランス感覚がとても大事になってきます。

     

  2. 股関節の柔軟性 

 

四股を踏み深くまで腰を下ろすことで股関節まわりの可動域が広くなり、柔らかくなります。                                               

 

相撲の基本姿勢である仕切りのときのような腰を割った体勢の安定感や、力の伝達をスムーズにさせることもできます。

 

それに股割りと同様に股関節や下半身を柔らかくさせ怪我のリスクを減らすことにもつながります。

 

 

      3.足腰の筋肉

主に太ももの前側にある大腿四頭筋内転筋、太ももの裏のハムストリングス、尻の大臀筋腸腰筋腹筋です。

 

四股は片足でやる複雑なスクワットみたいなものなので、体重150kg以上もあるような力士では自重でやるのでも相当辛く下半身の筋肉がまんべんなくしっかりと鍛えられます。

 

しっかりと体重移動を意識して、足の筋肉を使って足をあげることにより効率的に筋肉を鍛えられます。

 

  • 四股のやり方

 

四股は相撲をやっている人は必ずやりますし、強くなるためには一番大切な練習です。

 

しかし相撲をやってない一般の人にでもオススメしたい運動です。

 

1.両足を肩幅より大きく1歩ずつ外側に開いて、つま先を外側へ開き腰を割る。(相撲の基本姿勢)

腰を下ろすときは下げすぎると負荷が逃げて楽になってしまうので、太ももの筋肉に力が伝わる位置でしっかりと止めます!

 

 

2.まずは腹圧に力を入れて、腰をおろした状態から左足に全体重を乗せる。

※軸足の親指に力を入れる(土俵をかむという表現が使われる)と不安定さが減り、体重移動と足をあげやすくなります。

 

親指に力を入れつつ、内転筋を意識して太ももを内側にいれる感覚で行った方が良いです。

 

 

3.しっかりと左足に体重移動をしてから右足をあげはじめる。

 

足を上げるときには、軸足方向へ引き寄せてあげてはいけません!

真上に上げるつもりで地面から離れたらそのまま上へあげていきます。

 

四股を踏むときは体は常に正面を向け、体も軸足方向へひねらないように注意します

 

4.軸足を伸ばし、右足を上で2.3秒静止

しっかりと軸足の親指に力を入れ、ふらつかないようにする。

 

5.ゆっくりとあげたほうの足をつま先から下ろしていき、腰を下ろす

 

この動作を片足ずつ交互に行っていきます。

 

こんな地味できついトレーニングを毎日しているお相撲さんの足の筋肉はものすごくあります。

しっかりと稽古ができている力士は脚が太くて安定感があり、ちゃんと四股を踏んでいるんだなと分かります。

 

 

まとめ

昔から伝統的な所作としてのかたちだけではなく、理にかなった相撲をやる上で必要な筋肉を鍛えられる素晴らしいトレーニングだと思います!

 

稽古で見ていても番付が上の力士になるほど、安定感のあるキレイな四股を踏んでいるように感じます。

 

力士にとってウエイトトレーニングも大事ですが、四股、鉄砲、すりあしという相撲に欠かせない基礎練習に重点を置いて真摯に取り組む姿勢が強くなるためにはとても大事だと思います。

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!

これからも相撲について語っていきたいと思います。よろしくお願いします❗️🙇